全国コープ福祉事業連帯機構

2023年度社員総会を開催しました

2023年6月16日、一般社団法人全国コープ福祉事業連帯機構(代表理事:村城正、二村睦子 略称:コープ福祉機構)は、渋谷区のコーププラザにおいて、2023年度社員総会を開催しました。

生協と生協を母体に設立された社会福祉法人からなる37社員法人の参加(16社員法人より実出席、21社員法人より書面議決書)のもと、2022 年度事業報告と2023 年度事業計画・予算、2022年度決算、定款変更、役員体制の一部変更に伴う新役員の選任、役員報酬等の額についての議案が提案され、それぞれ、全社員法人の賛成により承認・可決されました。

本総会には一般社団法人シルバーサービス振興会 常務理事 中井 孝之様にもご来臨いただき、生協グループへの期待と励ましのお言葉を頂戴しました。

今日、物価高騰や、新型コロナウイルス感染への対応、人口減少、一人ぐらしや認知症高齢者の増加が顕著となり、福祉事業の継続に関わる課題、特に人材不足は危機的な状況にあります。

2023年度の事業計画は、「生協10の基本ケア®」を核とした生協グループの介護サービスの標準化・質向上と認知度向上、組合員学習活動の推進、介護人材の確保と育成、事業経営改革・改善、介護保険制度・報酬改定に向けた提言や自治体への働きかけを重点としています。

社員総会出席の社員法人の6名から、各法人での取り組みの報告とともに、コープ福祉機構での連帯の力で事業活動を発展させていきたい旨の発言がありました。

コープ福祉機構は、日本生協連の「2030ビジョン・福祉分野中期方針」で掲げた「誰もが安心して自分らしく暮らし続けることのできる地域づくりへ貢献する」「利用者の尊厳を護り、自立支援サービスの提供で、その人らしい在宅生活の継続を支える」ことの実現を目指し、生協グループの福祉事業を発展強化に向けた取り組みを引き続き推進してまいります。