~福祉の学生たちに生協の目指す姿を知ってもらおう~

大学生にも生協のことを知ってもらいたい!

エフコープ生活協同組合は、筑紫女学園大学と包括連携協定を結び、グローバル人材の育成に励んでいます。
人間科学部人間科学科の大西准教授とは、地域の中での「フードバンク」や「こども食堂」の取り組みからのご縁となります。この度大西准教授を通じて、エフコープの福祉のことについて学生に知ってもらう機会を頂きました。
取り組みの事例をご紹介します。

未来の専門職33名に生協の取り組みを伝えました!

福岡県の太宰府天満宮近くにある筑紫女学園大学の 2 年生の授業にお邪魔しました。
高齢者やしょうがい者、こどもなど社会の様々な人を支えるために、社会福祉士や精神保健福祉士などを目指している学生達です。
学生の皆さんからは、幅広く事業展開していることを知らなかったが、知らない裏側で助けを必要としている人に手厚いサポートをしているということを知る良い機会となったという意見がありました。
また、大学と連携を図り、地域とのつながりも重視していると感じたことや、エフコープにアルバイトや実習に行きたいという意見もありました。

「生協 10 の基本ケア」を初めて知る学生たち

生協のことを耳にすることはあっても、福祉サービスを展開していることを初めて知る様子の大学生たち。
これから実習に励まれ、社会で活躍される皆様に、生協が掲げる「生協 10 の基本ケア」についてお話しました。
「利用者の尊厳を護ること」や「自立に向けた支援をすること」の重要性をしっかりと受け止めてくれました。
生協の介護が目指す「自分らしい暮らし」のサポーターが増えそうな期待を感じました。

学生の皆さんの意見をご紹介します💡

  1. 生協 10 の基本ケアという言葉を初めて聞いて、利用者の方がより良く暮らすことができるような支援をするための指針がわかりやすいと感じた。
  2. 高齢者でもしょうがい者でもどんな人でも、自分らしく生きたいという利用者の尊厳を“特に”大切にしているイメージがあって、自分も実習先やこれからの講義で意識していきたい。
  3. 生協の福祉は本人の生活の質を高めることを大切にしていると聞き、これからの福祉の現場で重要なことだと思った。

身体の自然な動きを使った立ち上がり方法を体感

その人の「できる力」をいかした動作をするために、腕の力で手すりやテーブルを引っ張って立ち上がる方法と、身体の自然な動きで立ちあがる方法の違いを体感しました。
自然な動きを使った立ち上がり方法とは、座ったままの姿勢で、足を椅子の下で軽く中に引いて、テーブルや膝におでこが着くくらいに前かがみになり、そのままお尻をあげる動作のことです。

学生の皆さんに多くの気づきが💡

体感しての感想を紹介します。
  1. おじぎ体操、おしり上げ体操について、実践してみると前かがみの姿勢のほうが立ち上がりやすく、このような工夫は非常に重要であると実感しました。
  2. 立ち上がる時は、引っ張って立ち上がっているようなイメージがあったが、自分で実践してみて、机に頭をつけるイメージで立つほうが立ち上がりやすいことが分かりました。

生協の介護が目指すのは、人間として当たり前の暮らしができること

大西准教授からは、「学生たちが多くの気づきや学びを得た」と、感謝のコメントを頂いております。
介護人材不足が課題となる世の中ですが、筑紫女学園大学の学生のような若者が、志を持って頑張って下さることに感謝です。

エフコープ生活協同組合
採用情報|エフコープ生活協同組合 (fcoop.or.jp)

 

この記事を書いた人・法人について

福良 彩 さん

エフコープ生活協同組合 福祉事業部 兼 福岡福祉施設 施設長補佐

デイサービスの生活相談員、サービス付き高齢者向け住宅の管理者を経験したのち、現職に至ります。
私が学生時代だった頃、介護=お世話するもの/されるもの、だと思っていました。
生協10の基本ケアを知ってからは、「自分でできる」を大切にする考え方がもっと広まってほしいと思うようになりました。
これからも日々精進です!!

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