2026年度・生協10の基本ケア講座 fromあすなら研修センター

住み慣れた地域で自分らしく普通の暮らしを送りたいというのは誰もが願うことではないでしょうか。
その願いを実現するために、全国の生協、生協が母体となって設立された社会福祉法人では生協10の基本ケアに取り組んでいます。生協10の基本ケアは「尊厳を守る」、「自立を支援する」、「在宅での生活を支援する」を基本の柱に10項目にまとめたものです。

10の基本ケア講座㏌奈良会場
2026年5月23日(土)、24日(日)の2日間生協10の基本ケア講座を開催し、全国から15生協・法人から33名が参加しました!

1日目は講義  なぜ生協が10の基本ケアに取り組むのかを現場での実践を振り返りながら考えあいました。

生協10の基本ケアが社会を変える
従来のできないことを支援する介護から利用者のできることを引き出し、生活の質を高める支援であることを確認しました。

生協10の基本ケア~私たちが目指す介護~
事例検討を通して、急激な高齢化と介護人材の不足の情勢の中、利用者本人の力を最大限引き出すことで利用者ができることを増やし、いきいきとした生活を支えたいという思いを共有しました。

生協10の基本ケア~アセスメントが変わればケアが変わる~
一連の動作を細かく分解し、「どこができて、どこが難しいのか」をご利用者の「している力・できる力」を含めて、丁寧に観察、分析する重要性を再認識しました。

2日目は実技  その人らしい暮らしを支えるために、10の基本ケアの考え方に沿った実技研修を実施しました!

実技研修では以下の3つをポイントに、利用者本人のアセスメントを丁寧に行うことの大切さを学びあいました。
・人間の自然な動きを活用し援助する(自然な動きを妨げない)
・本人の動く力(精神的・身体的)を最大限活用する  自分で動きたいという気持ち、身体能力を生かす
・動作や行為の主体は本人(おせっかい介護をしない)

アンケートより

・これから高齢者や要介護が増加していく中、一人一人が出来る事に視点を置き、利用者の出来るを伸ばして行く事が本当の意味での自立支援という事を再認識できました。
・親切のつもり、安全を考えすぎ先回りする事がその人の自尊心を奪いQOLの低下に繋がる事を伝える事が職員に響くのではないかと思い、これからどう事業所で10ケアを浸透させていけるかの手立て教えてもらえたと思います。
・改めて、尊厳と自立支援、在宅生活を守るということがすべての根幹だということ。疑問を感じたときにはそこに立ち返ればよいのだと感じました。

これから実践スタート

2日間の学びを踏まえ、参加者それぞれが自組織で10の基本ケアを実践し、7月にオンラインで振り返り研修を開催する予定です。

今回の講座講師のみなさん   ご協力ありがとうございました!

●今回は以下の法人の皆さんに講座運営にご協力いただきました。
ありがとうございました。
社会福祉法人協同福祉会
パルシステム生活協同組合連合会
福井県民生活協同組合
エフコープ生活協同組合
生活協同組合コープあいち
医療生協さいたま生活協同組合

この記事を書いた人・法人について

一般社団法人 全国コープ福祉事業連帯機構さん

一般社団全国コープ福祉事業連帯機構は、生協と、生協を母体に設立された社会福祉法人が設立し参加する、事業支援団体です。今までも各地の生協、生協を母体とし設立された社会福祉法人等は、それぞれの地域に根差し福祉事業を発展させてきました。それぞれの特長や個性を、お互いに不断に学びあい、生協の介護・福祉を高めていく協同事業を展開している「生協の介護・福祉」の全国ネットワークです。

おススメの記事

介護やくらしに役立つ情報はこちら!