福井初の“ハタラク”デイサービス 認知症があっても、地域の一員として生きがいを。 福井の「ハタラク」デイサービス。(あなたの街の「生協の介護・福祉」)

福井県民生活協同組合の介護理念は、「あなたらしさいつまでも」。


誰もが、高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる地域社会の実現をめざし、福井県の「健康長寿で安全・安心な福井づくり」に貢献していくため、県民せいきょうでは、2000年から介護保険サービスや様々な高齢者支援サービスの提供を行っています。

そんな私たちの想いが具現化された取組が、認知症の当事者の方が通うデイサービス「丹南きらめきあったかホーム(BLG丹南)」のハタラク活動です。認知症の当事者が地域の様々な場所で、地域の方々とつながりながら、人の役に立つ活動「ハタラク活動」を実践し、認知症があっても「自分らしく暮らし続けられる地域共生社会づくり」に向けて取り組んでいます。「BLG」は「Barriers(障害)Life(生活)Gathering(集いの場)」の略で、「様々な困難」を持ち「生活」のしにくさを感じている認知症当事者が「集い」、その仲間とともに想いを実現することができる場所のことをいいます。

「介護を受ける側・される側」ではなく、共に過ごす仲間。

丹南きらめきの1日は、職員・利用者、全員参加する会議から始まります。ここでは職員と利用者を「介護する側とされる側」とせず、共に「メンバー」として過ごす仲間であること、「メンバーの想いを一緒に実現する」ことを大切にしています。「ハタラク活動」では、仕事以外にもその日のやりたい活動を行います。「俺、ハーツ。」「私はトヨタ。誰かは行かなアカンやろ。」「奥さん、一緒にしましょうよ。」とメンバー同士で想いを話しあいます。

この日の活動は、日課である生協店舗でのPOP作成や買い物代行サービスの配達と、畑で農作業をすることになりました。

地域とのつながること、ハタラクことが「生きがい」になる。

丹南きらめきに通い出し、メンバーと一緒に様々な「ハタラク活動」に参加し、地域の方々から「ありがとう」と感謝の言葉をもらう中、段々と元気を取り戻される方もたくさんいらっしゃいます。
「ここ(BLG)のために何かするのは『生きがい』を感じる。」とか、ご家族からは「食べ物を選んだり、ミシンをしたり、そういうことができてデイサービスの時より楽しいと言っている。」と喜びの声をいただいています。

はじめ認知症であることを苦しんでいたご利用者が、いまでは「忘れてしまう」ことを自ら話します。「私、認知症とわかっていますが、自覚はしていません。でもこうやって人と話したりすることはいいと思っています。」と笑顔で話してくれます。認知症があってもなくても、人と人がつながることが笑顔や幸せにつながる「ハタラク活動」は、福井県民生協の介護理念「あなたらしさいつまでも」を具現化した取り組みになっています。
みんなの想いを聴き共に活動していく中で、メンバーがもつ力に驚かされ、そこから『新しい活動や繋がりが生まれる』ことを実感しています。これからも想いを一緒に実現していくことで、みんなが自分らしくいられる場所をつくっていきます。

この記事を書いた人・法人について

井坂夏実さん

福井県民生活協同組合
丹南きらめき あったかホーム(BLG丹南)
リーダー (介護福祉士)

TEL  0778-22-5002 営業時間 9時~17時 月曜日~土曜日

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