介護の基本で目指す『とりあえずやってみよう!』(介護・くらしのレシピ集)

このレシピのポイント

  • 介護状態の悪化を防ぐポイントに生協10の基本ケアを活用。

  • 介護の基本は、『本人が出来ることはこれからも続けてやってもらう』こと。

  • 出来ることは少なくなり、時間がかかるようになる。続けるには『出来るまで待つ』必要がある。

  • 出来なくなっていくことで自信を失わないよう、介助者はタイミングのよい声掛けや支援をする。。

パルシステム千葉のデイサービスで管理者をしている佐藤さんから届いたレシピ♥

介護状態の悪化をふせぐには?

近年、要介護状態の悪化を防ぐには「機能訓練・栄養・口腔ケアを一体的に行うこと」が重要ということが知られてきました。しかし、要介護状態の方が“筋トレ”をするのは難しいもの。そこで日常生活の中で必要な筋力を維持する“生活リハビリ”がとても重要です。年齢を重ねると、今までできていたことでも、時間がかかったり、できない部分がでたりしますが、できること・できる部分を日々続けること、それが生活リハビリとして、できることの維持につながるため、非常に大切です。
パルシステムも取り組んでいる「生協10の基本ケア」は、その生活リハビリが基本となっています。

(出展) 厚生労働省 第178回社会保障審議会介護給付費分科会より資料

介護の基本は”できることを続けてもらう”こと

私たちは、機能訓練のため「生協10の基本ケア」を行っています。
これは、ご利用者の状態に応じた内容の機能訓練に取り組み、下肢筋力の維持・向上を目指します。筋力が向上すれば、立ち上がり・歩行などの状態が改善し、より広い活動に繋げることが可能となります。

私たちはこの「生協10の基本ケア」を通じて、仕事や趣味も続けられるようにお手伝いしたいと考えています。出来ることが多ければ、意欲も湧いて新しいことに興味も持ちやすいでしょうし、自身からアクションを起こす活力も湧いてくると思います。そのために必要な支援をしていくのが介護者の役割だと思っています。

とりあえず「やってみよう!」を引き出そう。

ただ、ご利用者全員がこのような機能訓練に前向きという状況はありません。体を動かすのが億劫な方もいらっしゃいます。私たちの事業所では、ゆっくりでも、1,2回でもいいから『とりあえずやってみよう!』と前向きな声掛けをして参加していただいています。そして、参加をしていただいたら、できるまでお付き合いし、ご利用者が主体的にできるように支援しています。また、モチベーションを保てるように、『やっぱりできなかった』で終わらないよう声掛けや支援をタイミングよく行って、成功で終われるようにしています。
そうすればきっと、次も『とりあえずやってみよう!』と腰を上げてくれるはずです。

 

パルシステム千葉
採用情報|生協・コープ(COOP)を千葉県でご利用するならパルシステム千葉へ (palsystem-chiba.coop)

この記事を書いた人・法人について

佐藤悠さん

生活協同組合パルシステム千葉 デイサービスにじいろぱる野田音女通り 管理者

毎朝長男の『いってらっしゃーい、がんばってねー』と、“言わされている感”の強い送り出しに、励まされて家を出発しています。 *写真は親子の似顔絵です。

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