「生協10の基本ケア®」生協の介護が大切にするおもい(介護・くらしのレシピ集)
このレシピのポイント
「生協 10 の基本ケア ®」は、「生協の介護・福祉」の実践で 培われた「ふつうの生活」を支援するために大切な 10 の取り組みをまとめたものです。
「生協10の基本ケア®」は、「3つの大切な考え方」と生協の介護で実践培った「10の取り組み」から成り立っています。
「尊厳と護る」「自立を支援する」「在宅生活を支援する」の3つは、生協の目指す介護の行動や考え方に根底につながる大切なものです。
いつまでも自分らしい生活を送るために。
いつまでも自分らしい生活を送りたい。
そんな誰もがもつあたりまえの想いに寄り添い実現するために、「生協10の基本ケア®」は生まれました。
長い人生の日々を重ねていくと、心や身体には少しずつ変化が生じてきます。例えば身体のどこかに痛みを抱えたり病と共に生きることになったり、毎日のくらしのなかで誰かのちょっとしたサポートを受けたり、介護が必要になったりすることもあるでしょう。
生協の介護は、毎日多くの利用者と同じ時間を過ごしてきています。ケアを通して、誰もが人間として尊厳を保ち生きていくことを望んでいること、サポートを受けたりくらしの中で工夫を重ね、できる限り自分の力をつかいふつうの生活を送りたいと望んでいること、住み慣れた地域で社会とのつながりをもって生きたいと願っていることを、知っています。
「生協10の基本ケア®」が大切にする3つの想い
生協の介護は、ひとりでも多くの人が生涯にわたり心ゆたかにくらせることを実現するために、人を介して「尊厳を護る」「自立を支援する」「在宅生活を支援する」という3つの大切な考え方を、日々の行動や考え方の根底においてケアをしています。介護は、必ず誰もがいつかは経験すること。歳を重ねることを前向きに受け止め、自分らしく上手に歳を重ねる。このラボは、「生協10の基本ケア®」をヒントに、みなさんと共に老いや介護について学んでいくためのサイトです。
*「生協10の基本ケア®」は、ならコープを母体とする社会福祉法人協同福祉会が、長年の実践の中で構築したケアの考え方とその方法を「あすなら10の基本ケア」として誕生。その後、全国会員生協と共に検討し、「生協10の基本ケア®」として誕生しました。
このレシピは、本機構に参加するメンバー「生協10の基本ケア®」について考えるプロジェクトを発足し、
まとめたものです。
一般社団法人全国コープ福祉事業連帯機構