職員紹介・我が生協のきらり人!|医療生協さいたま生活協同組合

医療生協さいたま生活協同組合 老人保健施設「さんとめ」で活躍している職員を「きらり人」として紹介します!

ミャンマーからの技能実習生 ヘイー・マン・ウーさん

ヘイー・マン・ウーさんは、2023年12月にミャンマーからの技能実習生として、老人保健施設「さんとめ」に入職しました。

「さんとめ」では2019年からベトナムからの技能実習生を受け入れていますが、ミャンマーからの受け入れは今回が初めてでした。
そのため、当初は職員の間にも不安の声がありましたが、それはまったくの杞憂に終わりました。

ウーさんは、同じタイミングで入職した同国出身のイイさんと仲良くされており、職員とも積極的にコミュニケーションを取っていました。分からないことはそのままにせず、きちんと質問をして確認しながら、着実に介護技術を身につけていきました。

利用者様への対応も非常に丁寧で、自然とウーさんの名前を覚えてくださる利用者様も多くいらっしゃいました。ウーさんの誠実な姿勢と明るい人柄は、施設全体に良い影響を与えてくれています。

投書箱には利用者から嬉しいお言葉

施設内には、利用者様やご家族からのご意見を受け付ける投書箱が設置されています。ある日、その投書箱に心温まるメッセージが届きました。

「先日、夜勤帯にズボンを濡らしてしまい、洗濯をウーさんにお願いしました。洗濯だけかと思っていたら、乾燥までして、きれいに畳んで返してくれました。気遣いがとても嬉しかったです。」

この投書を見た多くの職員は、日本人職員でもなかなかいただくことのない感謝の言葉に、心が温かくなり、嬉しい気持ちになりました。

ウーさんにもこの投書の内容を伝えると、「何気ない当たり前のことをしただけです」と驚いた様子でした。ウーさんにとっては自然な行動だったようですが、その思いやりが利用者様の心に深く届いていたことが分かる、素敵なエピソードでした。

いつも笑顔で丁寧に!

どんなに忙しい時でも、夜勤明けで疲れている時でも、ウーさんはいつも笑顔を絶やさず、丁寧に利用者様に声をかけながらケアを行っています。その姿勢は、他の職員にとっても良い刺激となっており、職場全体に前向きな雰囲気をもたらしています。

今年度は、レクリエーションに関する外部研修にも積極的に参加し、知識・技術の両面で学びを深めています。今後のケアに活かされることが期待されます。

また、今年の秋から冬にかけて、ミャンマーからの技能実習生第2期生の入職が予定されています。
ウーさんとイイさんには、素敵な先輩として、後輩の指導にも力を発揮していただきたいと考えています。
これまでの経験と人柄を活かし、後輩たちの良き手本となってくれることでしょう。

今後の成長・活躍にも期待しています!

この記事を書いた人・法人について

中川 美佐子さん

老人保健施設さんとめ 教育研修室

職場で働く介護職員の育成担当として、各フェーズに応じた職員育成プログラムの立案・実施をしています。

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