~みんなが楽しく生き生きと~生協10の基本ケアの取り組み(介護・くらしのレシピ集)

このレシピのポイント

  • 単身高齢者が1日のうち一人でくらす平均時間は11時間18分。(夢中になれることをする-生協10の基本ケア第8章)

  • 夢中になれる時間を一緒につくろう。(夢中になれることをする-生協10の基本ケア第8章)

一人で過ごす時間

仕事に行って仲間と話したり、大学に行き授業を受けたり、家族のために家事をする・・・
社会と接点のある人たちや、家庭の中での役割を持っている人たちは、
毎日の時間があっという間に過ぎていくことでしょう。
しかしこの生活が一生続く訳ではありません。

歳を重ねると共に、たっぷりと自分の時間を持つようになります。
総務省の平成28年(2016年)社会生活基本調査の生活時間に関する結果では、
一人で過ごす単身高齢者の睡眠時間を除く生活時間は11時間18分
起きている時間のほとんどを一人で過ごしていることがわかりました。(健康長寿ネット)
参考 健康長寿ネット「高齢者の生活時間」

小規模多機能型居宅介護施設でのひと時~夢中になれる時間

まだ肌寒さが残る3月、黒部市にある小規模多機能型居宅介護施設「とやま生協 輝くろべ」では、
開所8周年誕生祭を開催。オープニングセレモニーで「よさこい踊り」を楽しんだあと、
豚汁クッキング、太巻き寿司づくりにチャレンジ。
太巻き寿司づくりでは長さの記録に挑戦し、今回は5m34㎝の太巻きをつくりに挑戦。
記録を聞いて大歓声!それはそれは大変盛り上がりでした。

みんなが夢中になる~心躍る時間

小規模多機能型居宅介護支援事業所に通う利用者、働く職員、地域のボランティアの方々、
福祉活動委員6名のみなさんのご協力をいただき、みんなが夢中になる時間を過ごすことができました。

いかがでしょう。
夢中になる時間をつくる方法はたくさんあります。
自分で時間をつくれる人、自分では作れないけれども参加をすることで、心躍る時間をつくることもできます。

利用者さんのためだけではなく、職員、ボランティア、地域の方、誰にとっても夢中になる時間。
みんなの笑顔があふれる時間、一緒につくりませんか!

生協10の基本ケアの考え方は、誰にでも当てはめることができる「くらしのヒント」です。

生協10の基本ケア― ピックアップ

とやま生協では、利用者のみなさんが、楽しく生き生きと在宅での生活を送れるよう支援するため
「生協10の基本ケア」に取り組んでいます。

とやま生活協同組合人材採用サイト
とやま生活協同組合【公式】求人サイト (toyamaken-coop-saiyo.jp)

この記事を書いた人・法人について

小林 守さん

とやま生活協同組合 福祉事業部 福祉事業支援グループ マネージャー

以前は、宅配事業部で仕事をしていました。2022年4月に福祉事業部に着任し、日々勉強の毎日です。 施設で利用者さんと常に真剣に向き合い、ケアを一生懸命頑張っている職員のみなさんにはいつも頭が下がります。また生協10の基本ケアの考え方は強く感銘を受けました。 もっととやま生協の組合員、地域のみなさんにこの生協10の基本ケアを知って頂けるよう頑張っていきます。

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