いつまでも元気でいたい!立ち上がりを一人でできるように(介護・くらしのレシピ集)

このレシピのポイント

  • ⮚ 今まで自分でなんでもやってきた。立ち上がりは一人でできる様になりたい。

  • ⮚ 100歳まで元気でいたい。だから、足を鍛えたい。

🌟「床に足をつけて座る」ことの大切さ🌟

生協10の基本ケアの第2章には「床に足をつけて座る」という項目があります。
足の裏に圧がかかることで脳の目覚めに繋がります。
この取り組みにより、寝たきりを防ぎ、日常生活の動作を維持することにより、食事や排泄がスムーズに行えるようになることを目指します。
少しずつ筋力をつける取り組みを継続し、寝たきりの方でもできる動作を重ねて、正しい座り方を習慣化します。

🌟自分の力で立ち上がる!🌟

訪問介護事業所での取り組みを紹介します。

パルシステム神奈川では、「足を鍛えて、自分で立てるようになりたい」という利用者の希望を大切にしています。
退院間もない頃はほぼ寝たきりだった方も、ヘルパー訪問時には自分の力を使うことを支援しています。
生協10の基本ケアの体操を取り入れ、日常生活の中でできることを一緒に行いながら、目標に向かって進んでいます。

🌟自立支援の成果!🌟

ヘルパーのサポートを受けながら、少しずつ自分でできることに取り組んでいる利用者の方が、今では自立支援の大切さを理解し、努力の結果、体力が回復しています!
デイサービスには週3日通い、車いすに乗っていても自分で動かせるところは積極的に動かしています。
ご自宅では、手すりを使って上体を起こし、「床に足をつけて」座れるようになり、背もたれがなくても自分で座った姿勢を保てるようになりました。
さらに、生協10の基本ケア「おじぎ体操」に取り組むことで、少しずつお尻が上がるようになり、つかまり立ちに向けた初期段階に進んでいます!

一歩一歩の努力が、素晴らしい成果につながっています。

ぬくもり相模大野駅前では、利用者の希望を尊重し、気持ちに寄り添うケアを心がけ、その実現のために、利用者とともに取り組んでいます。

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この記事を書いた人・法人について

鳥海 誠二さん

生活協同組合パルシステム神奈川 総合福祉事業部 福祉事業課

入協後約20年、供給事業で仕事をしてきました。 2024年4月に福祉事業課に着任し、0からのスタートを切りました。 利用者さんとお会いする機会はほとんどありませんが、ケアマネやヘルパーが一生懸命頑張っている姿を見るといつも感謝の気持ちでいっぱいです。 利用者さんや地域のみなさんに生協10の基本ケアを知って頂けるよう、これから頑張っていきます。

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