利用者へ笑顔を届け、生きる意欲へつなげるために。~管理者としての役割~(「生協の介護・福祉」のプロ紹介)

コープみらいでは、一人ひとりのくらし・生き方を尊重し、その人らしく笑顔で安心して人生を送るためにふさわしい介護サービスを提供することを目指しています。千葉県にある高津第1デイサービスセンター管理者の松岡祐子さんに、事業所での取り組みと介護の仕事に対する想いについて伺いました。

管理者 松岡祐子さん

“できること”は達成感&充実感を生み出す。

――高津第1デイサービスセンターの特徴について教えてください。

生協10の基本ケアの考え方を基本に、サービスに取り組んでいます。職員は利用者さんの普段の様子から、その方の持っている力や興味や関心を抱いていることを理解しながら、ご本人の生きる意欲を引き出すことを心掛けています。
全員が画一的に過ごしてもらうのではなく、一人一人が洗濯物を干してもらったり、食器を拭いてもらったり、『その人らしいできる役割を担っていただくこと』が、自立と尊厳の保持につながると考えています。入院をきっかけに弱ってしまった方も「ここに来てから気持ちが前向きになった」をおっしゃってくれています。
できることが増えていくと、意欲の向上につながりますし、ご自宅での暮らし方への好影響も期待できると感じています。

――松岡さんは、どのようなきっかけで介護の職場で働き始められたのでしょうか。

前職では女性専用のフィットネスクラブでトレーナーをしていました。収入は良かったのですが、毎月入会数のノルマがあったり、忙しい中で帰る時間がどうしても遅くなったりしてしまいました。仕事自体はそこまで苦には感じていませんでしたが、子どもが1歳の時から働いていたこともあり、寂しい思いをさせているのではないかなと心配はありました。
そんな時にフィットネスクラブのお客様の中に、実際にコープみらいで働いている方がいて、その方から誘われたことがきっかけです。ジーンズでかなりラフな格好でとりあえず見学に行ったのですが「少し面接してみない?」と声をかけてもらって、そのままの流れで働くことになりました。

みんなで体操!いいぞ、いいぞ!

組織は変化するもの。
みんなで“いい変化”を生み出す。

ーー実際に働きはじめてどうでしたか?

正直、働き始めた時の職場の人間関係については良好とは言えなかった部分がありました。当時はオープンして3年くらい経っていたと思いますが、オープン当初からのメンバーが新人職員に対してかなりきつく、分からないことは教えてくれるものの、作業スピードが遅かったりするとイライラしだして、こっちまで聞こえる声で文句を言ったりするのも日常茶飯事でした。

しかし、仕事にはやりがいを感じていたので、同じ考えを持った職員仲間で協力し合い、少しずつ職場の改善に努めてきました。今は管理者として、職員一人一人の個性を大切にしながら、伝え方も工夫して接するようにしています。またご利用者やご家族等、対応に工夫が必要だったり難しいと感じる場合には、自分が率先して対応するようにもしています。
なによりどんな時も明るく取り組んで、利用者さんに元気を届けることを意識しています
利用者さんの多くが通い続けてくれる理由として「ここは明るくて楽しいから」とおっしゃってくれるのは、励みになりますね。

――管理者として職場の雰囲気づくりは重要な役割ですね。コープみらいで働き続けられている理由はどんなところにあると感じていますか。

仲間とお互い深い信頼関係を築けていることが大きいですね。
私を誘ってくれた方は大事な右腕として相談員の役割を担ってもらっています。
コープみらいは、とても働きやすい組織だと感じています。勤務時間を融通できるので、私自身もそうでしたが子育て中の方にとって良いのではないでしょうか。事業所でも毎月職員の希望を聞きながら、勤務シフトの調整を行っています。その他、コープみらいには独自の福利厚生制度があり、ディズニーランドのチケットが安くなったり、各種の補助を使えたりするのも魅力かなと思います。コープみらいは宅配やお店の事業を展開しており大きな組織ですので、制度が充実しており働き続けられる安心感があると思います。

高津第1デイサービスセンターの仲間が集合!
みんなの笑顔、すごくイイね❤

――今後の目標について教えてください。

デイサービスといえばコープと言われるような事業所運営を目指しています。職員は利用者さんのために日々工夫しながら関わってくれています。もっとたくさんの方にコープの介護サービスを利用してもらい笑顔を届けていきたいです。

コープみらいでは、埼玉県・千葉県・東京都で在宅介護サービスを展開しています。
コープみらい人材採用サイト
【生活協同組合コープみらい公式】パート・アルバイト求人募集 (bizpla.jp)

この記事を書いた人・法人について

松岡祐子さん

生活協同組合コープみらい 高津第1デイサービスセンター 管理者

コープみらいで働き始めて12年になります。毎日明るくに仕事に取り組むためにも、プライベートはでリフレッシュするようにしています。お酒を飲むのが好きなので、仕事終わりに仲間を誘って飲み会をするのが楽しい機会になっていましたが、今は新型コロナウィルスの影響でできないのが寂しいですね。また、ずっと身体を動かすことが習慣になっているので、出勤前にジムで軽くトレーニングすることも日課にしています

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