全事業所で開催!生協10の基本ケア講座
「生協10の基本ケア」は、2018年から全国の生協において、利用者の尊厳を護り、在宅で自立した生活を支援するための共通の考え方と技術からなり、導入と定着に向けた取り組みがスタートしています。
◇生協10の基本ケアのご説明はコチラ
コープこうべでの学習の取り組みを紹介いたします。
生協10の基本ケア講座をすべての訪問介護事業所で開催!
コープこうべでは毎月1回登録ヘルパーの定例会・研修会を開催しており、今回は「生協10の基本ケア」について実践報告も交えた研修会を全訪問介護事業所で開催しました。そして講師は、奈良県にある生協10の基本ケアを生み出した協同福祉会の研修に参加したメンバーが担当し、「目指す介護」についてみんなで再確認しました。
現場で働くヘルパーさんは日々の業務を振り返る機会となり、10の基本ケアを意識してご利用者と関わったことを記録している「ケア日記」の記録者も登壇し、事例の共有を行いました。そして「自己評価チャート」を用いて、4~5人の少人数グループで研修の振り返りを行い、日々の業務に関する情報共有を行いました。
私たちの目指すケア
「できないことを助ける」「できることまで助けてしまう」ケアは、かえって利用者さんの自立を妨げることになります。そこで、生協10の基本ケアの10項目を、①日常生活の土台を築く、②地域で生きていく、③生き方・死に方を自分で決めるの3つに整理しながら関わっていくことの重要性を学びました。
学びからの気づき
実践報告を聞いた参加者からは、以下のような感想や意見が挙がりました。
・訪問介護は、利用者と1対1で向き合えるとても贅沢な時間。
・10ケアを意識して関わると、利用者の些細な変化に気づき、病気の早期発見に繋がった。
・チームケア会議は、ご利用者に関わる全ての人たちと、ケアの方向性の目線合わせをするのにすごく大事だと思った。
・過剰介護の事例が聞けて良かった。自分のケアも見直したいと思った。
・時々こうやって振り返ることで、自分のケア指針を確認することができるので定期的に開催してほしい。
生協10の基本ケアが日々の業務の中で生きたものとなるよう、これからも職員みんなで深めていけたら良いなと思っています。
生活協同組合コープこうべ 採用サイトはコチラ
一緒に生協10の基本ケアをすすめてくれる仲間を募集しています♡
この記事を書いた人・法人について
寺尾 明子さん
生活協同組合コープこうべ福祉事業部 採用スタッフ