湯舟に入って、健康寿命を延ばそう! ~生協10の基本ケア5章「家庭浴に入る」~(介護・くらしのレシピ集)

このレシピのポイント

  • 入浴の4つの効果を知ろう!(温熱効果・水圧効果・浮力効果・リラックス効果)

  • 安全&安心してお風呂に入るために、入浴リスクを知ろう!(ヒートショックと脱水)

  • いつまでも家庭浴で入浴できるように、毎日できるだけ自分自身の力を使って生活しよう(生活リハビリ)

「ああぁ~気持ちいい!」

「ああぁ~気持ちいい!」湯舟に入り肩まで浸かるとつい出てしまう一言。
日本人の大切な文化である入浴、みなさんはどのくらいの頻度で入浴していますか?
私たち生協が進めている「生協10の基本ケア」では、介助が必要な状態の方でも、できる限りお家のお風呂に入り続けることを推奨しています。理由は、健康寿命を延ばすさまざまな効果があるためです。

入浴の効果

つい笑顔があふれ出るお風呂。お風呂に入ることの効果を4つ、確認しましょう。
以下の表をご覧ください。


入浴で気を付けたいこと

①ヒートショック
健康寿命を延ばすいいことばかりの入浴ですが、その一方、入浴する際には危険も潜んでいます。
代表的なものが冬場に多発するヒートショック。命を落とす危険があります。
寒い脱衣室から、温かい湯舟に入ることでヒートショックを引き起こすことがあるのです。
ヒートショックは予防もできます。
脱衣場・浴室の温度差を少なくし血圧の大きな変動を防ぎましょう
②脱水
また長く湯舟につかると、脱水症状を起こし脳への血流が 減少、熱中症のような症状を起こすので注意が必要です。お風呂から上がったら、ぬるめのお湯等、水分を必ずとりましょう。

*上記イラストは健康長寿ネットからの引用です。とてもためになる記事です。ぜひご一読ください。
高齢者の入浴事故 ヒートショック対策と予防 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)

メッセージ

いつまでもお家のお風呂に入れるよう、 日頃から自分自身の体の力を使い
毎日の生活そのものが「リハビリ」と考え、過ごすよう心掛けていきましょう。

パルシステム東京採用サイト
生活協同組合パルシステム東京 採用ホームページ[採用・求人情報] (job-gear.net)

この記事を書いた人・法人について

芝原雅博さん

パルシステム東京 上町陽だまり施設長

2011年上町陽だまり介護職員として入協。 グループホーム中野陽だまり施設長、グループホーム中野中央陽だまり施設長を経て、2022年6月より現職。 一貫して認知症対応に携わっており、知識や経験が豊富です。

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