正しい姿勢で健康的な生活を!(介護・くらしのレシピ集)

このレシピのポイント

  • 正しい座位姿勢で筋力低下を予防することができます。

  • 正しい歩行姿勢で転倒を予防することができます。

  • このように、正しい姿勢を保つことは筋力低下予防の第1歩です。

正しい座位姿勢・正しい歩行のポイント

誰でも無意識に「楽な姿勢」をとりがちです。年齢を重ねていくと、筋力が弱くなり、なおさらその傾向は強まり、猫背になったり、反り腰やずっこけ座りになったりと、「姿勢の崩れ」は徐々に大きくなってしまいます。ということは、逆に考えると「正しい姿勢」を保つことは、実はくらしの中で取り組める「筋力トレーニング」になるのです。

 

正しい座位姿勢のポイント

正しい座位姿勢とは、①両足の裏がちゃんと床に着き、②背もたれに寄りかからず背筋、腰が伸び、③顎を軽く引いている状態です。
その姿勢を長時間保つのは難しいので、生活の中に決まった時間を作ってみましょう。

取り組み方のポイント!

例えば、1日3回の食事の時間の時や、新聞を読む時など、時間を決めて正しい姿勢訓練を行うと、誰でも取組みやすくなります。

正しい歩行とは?

正しい歩行姿勢とは、①足元を見ずに視線は前方進行方向へ、②前かがみの姿勢にならないことが大事です。
背中が丸くなると足が上がらず「すり足歩行」になり転倒の原因になります。
つま先を上に向けて踵から地面に着けるイメージで歩きましょう。

こーぷ福祉会での取り組み

みやぎ生協の組合員さんと生協10の基本ケア学習会実施中「正しい座り方」「正しい立ち上がり方」の練習をしています。

姿勢は日常の生活の中で意識していくことが重要です。
こーぷ福祉会では、リハビリの時に鏡の前で実際の姿勢を眼で見て確認していただいたり、日常の歩行移動の際に見本を示しながら
歩行姿勢を確認していただくことで、姿勢の意識づけに取り組んでいただいています。

最後に

正しい姿勢を保つことは筋力低下予防の第1歩!普段の生活のなかで正しい姿勢を心がけてみましょう。

この記事を書いた人・法人について

大場さん・児玉さん

社会福祉法こーぷ福祉会
こ~ぷのお家桜ヶ丘デイサービスセンター

左)大場さん(介護福祉士) 2012年入職 桜ヶ丘デイサービス所長兼生活相談員 右)児玉さん(作業療法士) 2016年入職 桜ヶ丘デイサービス機能訓練指導員 笑いの絶えない明るいデイサービス、お家のように安心して過ごせるデイサービス、食べる喜びを存分に満喫できるデイサービスを追い求め、日々鍛錬を磨いております。  

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